Xがつらくなった2026年のSNS事情|騒がしさから離れてブログを広める方法

2026年現在、SNSを取り巻く空気は、数年前と大きく変わりました。
特にX(旧Twitter)を使っていると、「以前より疲れる」「見たくない話題が勝手に流れてくる」「落ち着いて考えたり、会話したりできない」と感じる人が増えています。
それでも、ブログを運営していると、 「記事を広めるためにSNSは必要だ」 「Xでフォロワーを増やさないとPVが伸びないのではないか」 そんな不安が頭をよぎるのも事実です。
本記事では、2026年の状況を踏まえたうえで、
- なぜXでフォロワーを増やす=ブログPV増加、が半分間違っているのか
- 騒がしいSNSに住まずに、ブログを広める現実的な方法
- X以外のSNSをどう位置づけ、どう使えばよいのか
このあたりを、体験ベースの視点で整理していきます。
結論を先に言えば、答えはこうです。
SNSは「居場所」ではなく「道具」。 静かに考える場所は、別に持ったほうが、長く続く。
なぜ2026年、Xは「つらい場所」になったのか
Xがつらく感じられる理由は、個人の性格や忍耐力の問題ではありません。構造の問題です。
感情を揺らす投稿が優先される
Xはもともと、リアルタイム性と拡散力に強みがありました。しかし現在は、
- 怒り
- 不安
- 対立 といった強い感情を伴う投稿ほど目立ちやすい設計になっています。
特に選挙期間や社会不安が高まる時期は、 冷静な文章よりも、 刺激的な言葉や極端な映像が前面に出やすくなります。
結果として、ただ眺めているだけでも消耗する場所になってしまいました。
「会話」より「反応」が価値を持つ
以前のXには、ゆるいやり取りや小さな会話がありました。しかし今は、
- どれだけ反応が取れたか
- どれだけ拡散されたか が価値の基準になりがちです。
考えて書いた文章よりも、一言で煽る投稿のほうが強い。
静かに書きたい人ほど、居心地が悪くなるのは自然な流れです。
主要SNSの「つらさ」を整理する
Xだけが特別につらいわけではありません。2026年現在、主要SNSにはそれぞれ固有の「疲れやすさ」があります。ここで一度、整理してみましょう。
| SNS | つらくなりやすい要素 | ブログ運営との相性 |
|---|---|---|
| X | 怒り・対立・政治話題が流れやすい。反応至上主義 | 告知だけなら可。常駐は消耗しやすい |
| おすすめ投稿と広告が多く、感情的な話題が混ざる | 中高年層向けテーマなら限定的に有効 | |
| 見た目重視・比較疲れ。動画中心で文章が埋もれる | ビジュアル系以外は補助的 | |
| TikTok | 刺激が強く、思考を止める設計 | ブログ誘導はかなり難しい |
| Threads | 雑談寄り。流れが速く記憶に残りにくい | 軽い存在証明には使える |
| Mastodon | サーバー文化が強く、内輪感が出やすい | 合う場所を選べば平和 |
| Bluesky | 拡散力が弱く、静かすぎると感じる人も | 思考共有・文章向き |
大切なのは、 どのSNSにも「合う使い方」と「消耗する使い方」がある という点です。
「Xでフォロワーを増やせばPVが増える」は半分間違い
2026年現在でも、 「フォロワー数=影響力」 と考えている人は少なくありません。
しかし、ブログ運営という視点では、これは半分しか当たっていません。
フォロワー=読者ではない
Xのフォロワーには、
- 流し見している人
- 雑談目的の人
- 情報収集だけの人
が大量に含まれます。
その多くは、ブログ記事をじっくり読む層ではありません。
フォロワーが増えても、
- 滞在時間は短い
- 1記事だけ読んで離脱
- 次回は戻ってこない
というケースは珍しくありません。
静かな読者は、フォロワー数と比例しない
一方で、
- 検索から来た人
- 過去記事にたどり着いた人
- 他の場所で紹介されて来た人
こうした読者は、 数は少なくても、深く読んで、長く残る傾向があります。
ブログにとって本当に価値があるのは、 目に見えるフォロワー数ではなく、 静かに読み続けてくれる人です。
それでもXを使う意味はあるのか
答えは「あるが、期待しすぎない」です。
Xは「看板」と割り切る
Xを、
- 居場所
- コミュニティ
- 人間関係を育てる場所
として使おうとすると、消耗します。
代わりに、こう考えます。
Xは、ブログが存在することを知らせる看板。
- 新記事を書いたら淡々と投稿
- 議論には深入りしない
- 反応を追いかけない
これだけで十分です。
フォロワーが増えなくても、検索や偶然の流入の「入口」としては機能します。
X以外のSNSをどう使うか
Bluesky:静かに考える人のための場所
Blueskyは、
- 広告が少ない
- 強いおすすめ表示がない
- 時系列に近い
という特徴があります。
ブログの内容をそのまま宣伝するより、 「なぜこの記事を書いたのか」 「書きながら考えたこと」 を共有する場として使うと、無理がありません。
note:文章を読みに来る人がいる場所
noteは、「読むつもりの人」が集まっています。
PVは爆発しなくても、
- 最後まで読まれやすい
- 共感ベースでつながる
という強みがあります。
Threads:軽い告知と存在証明
Threadsでは、 「新記事を書いた」 「こんなテーマを考えている」 といった軽い存在証明で十分です。
2026年のSNS使い分けモデル
整理すると、こうなります。
- ブログ:思考の本体・一番静かな場所
- X:告知用の看板
- Bluesky / note:考えを共有する落ち着いた場
すべてを一か所でやろうとしない。それだけで、SNS疲れは大きく減ります。
フォロワーが増えなくても、ブログは育つ
今の時代、 フォロワーが多いことと、 良いブログであることは、必ずしも一致しません。
むしろ、
- 何度も読まれる
- 検索で長く残る
- 必要な人にだけ届く
こうした記事のほうが、結果的に長生きします。
SNSは流れ去りますが、ブログは残る。
2026年は、 「どこで目立つか」より 「どこに残すか」を選ぶ年です。
ざわつく場所に無理に住まなくていい。
SNSは使い分けて、 自分の思考と文章を守りながら、 静かに広めていきましょう。

