Xの2段階認証を設定する方法!乗っ取りを防ぐおすすめのセキュリティ対策

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X(旧Twitter)を利用している人にとって、アカウントの乗っ取りは決して他人事ではありません。
もしアカウントが乗っ取られると、自分になりすまして不審な投稿をされたり、フォロワーに詐欺メッセージを送られたりする可能性があります。
こうした被害を防ぐために設定しておきたいのが、2段階認証(2要素認証)です。
2段階認証を設定すると、通常のパスワードに加えて、認証アプリが発行する確認コードなどが必要になります。
そのため、万が一パスワードが第三者に知られてしまっても、不正ログインを防ぎやすくなります。
この記事では、Xの2段階認証の仕組みから、iPhone・Android・パソコンでの設定方法、おすすめの認証方法、設定後に注意したいポイントまで詳しく解説します。
- 1.Xの2段階認証とは?設定するメリット
- 2段階認証の仕組み
- 2段階認証を設定するメリット
- 2.Xの2段階認証には3つの方法がある
- ① 認証アプリ
- ② セキュリティキー
- ③ SMS認証
- 3.Xの2段階認証を設定する方法
- 設定前に準備するもの
- 手順① Xの設定画面を開く
- 手順② セキュリティの設定を開く
- 手順③ 認証アプリを選択する
- 手順④ QRコードを読み取る
- 手順⑤ 認証コードを入力する
- 手順⑥ バックアップコードを保存する
- 4.2段階認証を設定したらバックアップコードを必ず保存する
- バックアップコードの安全な保存方法
- 5.Xの2段階認証でログインできないときの対処法
- 認証コードが通らない場合
- スマートフォンを紛失した場合
- 電話番号を変更した場合
- 6.2段階認証以外にも実施したいXの乗っ取り対策
- ① パスワードを使い回さない
- ② 不審なログイン履歴を確認する
- ③ 不審な連携アプリを解除する
- ④ 不審なログイン画面にパスワードを入力しない
- ⑤ 登録メールアドレスも保護する
- 7.Xの乗っ取りを防ぐためのセキュリティチェックリスト
- まとめ:Xの2段階認証は早めに設定しておこう
1.Xの2段階認証とは?設定するメリット
2段階認証とは、アカウントにログインするときに、パスワード以外の本人確認を追加するセキュリティ機能です。
通常のログインでは、ユーザー名やメールアドレスとパスワードを入力します。
しかし、2段階認証を有効にすると、それだけではログインできません。
追加で認証コードの入力やセキュリティキーによる本人確認が必要になります。
2段階認証の仕組み
例えば、次のような流れでログインします。
- Xのログイン画面を開く
- メールアドレスやユーザー名を入力する
- パスワードを入力する
- 認証アプリなどで本人確認を行う
- 認証が成功するとログインできる
このように、異なる2つの要素を使って本人確認を行う仕組みです。
2段階認証を設定するメリット
主なメリットは次の4つです。
- パスワードが漏洩しても不正ログインを防ぎやすい
- 第三者によるアカウントの乗っ取り対策になる
- 自分になりすました不正投稿のリスクを減らせる
- フォロワーや知人への詐欺被害を防ぎやすくなる
特に、Xを仕事や情報発信に利用している人は、アカウントを失うことで信用や活動にも影響が出る可能性があります。
被害に遭ってから対処するより、事前に対策しておくことが重要です。
2.Xの2段階認証には3つの方法がある
Xでは、主に次の3種類の認証方法が用意されています。
| 認証方法 | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 認証アプリ | アプリが一定時間ごとにコードを発行 | ◎ |
| セキュリティキー | 物理キーなどで本人確認 | ◎ |
| SMS認証 | 携帯電話に確認コードを送信 | ○ |
※実際に選択できる方法は、アカウントや利用環境によって異なる場合があります。
① 認証アプリ
認証アプリを使うと、スマートフォン上で一定時間ごとに変わる認証コードが発行されます。
ログイン時には、そのコードを入力して本人確認を行います。
代表的な認証アプリには、次のようなものがあります。
- Google Authenticator
- Microsoft Authenticator
- Authy
- 1Password
X公式ヘルプでは、時間ベースのワンタイムパスワード(TOTP)に対応した認証アプリが案内されています。
認証アプリのメリットは、SMSを受信できない環境でもコードを確認できることです。
また、SMSを利用する方式と比べて、電話番号を狙ったSIMスワップなどの被害に左右されにくいという利点があります。
一般的な利用者には、認証アプリによる2段階認証がおすすめです。
② セキュリティキー
セキュリティキーとは、USBやNFCなどを利用して本人確認を行う物理的な認証機器です。
ログイン時にセキュリティキーを接続したり、対応する端末に近づけたりして認証します。
パスワードを入力する偽サイトにだまされるフィッシング攻撃にも強い方式です。
ただし、対応する機器を用意する必要があり、紛失するとログインできなくなる可能性もあります。
仕事でXを利用している人や、特に高いセキュリティを求める人に向いています。
③ SMS認証
SMS認証は、登録した携帯電話番号に送られてくる確認コードを使う方法です。
スマートフォンに届いたコードを入力するだけなので、比較的簡単に利用できます。
ただし、電話番号の乗っ取りやSIMスワップなどの攻撃によって、第三者に認証コードを取得されるリスクがあります。
また、SMS認証の利用条件はプランや地域などによって異なる場合があります。
認証アプリが利用できるなら、そちらを優先するとよいでしょう。
3.Xの2段階認証を設定する方法
ここからは、実際の設定手順を解説します。
今回は、一般的な利用者におすすめの「認証アプリ」を使った方法を紹介します。
設定前に準備するもの
設定を始める前に、次のものを準備してください。
- Xにログインできるスマートフォンまたはパソコン
- Xに登録しているメールアドレス
- 認証アプリ
- Xのログインパスワード
Xの2段階認証を設定する際には、登録メールアドレスの確認が必要になる場合があります。
手順① Xの設定画面を開く
まず、Xのアプリまたはブラウザから自分のアカウントにログインします。
プロフィールアイコンを選択し、「設定とプライバシー」を開きます。
手順② セキュリティの設定を開く
設定画面から、次の順番で進みます。
「アカウント」→「セキュリティ」→「2要素認証」
パソコンのブラウザでは、次のような項目から進みます。
「設定とプライバシー」→「セキュリティとアカウントアクセス」→「セキュリティ」→「2要素認証」
※アプリやブラウザのバージョンによって、メニューの表示が異なる場合があります。
手順③ 認証アプリを選択する
2要素認証の画面が表示されたら、「認証アプリ」を選択します。
画面の案内に従って、Xのパスワードを入力し、本人確認を行います。
必要に応じて、登録メールアドレスの確認も行ってください。
手順④ QRコードを読み取る
次に、Xの画面にQRコードが表示されます。
スマートフォンにインストールした認証アプリを起動し、QRコードを読み取ります。
すると、認証アプリにXのアカウント情報が登録されます。
手順⑤ 認証コードを入力する
認証アプリに表示された数字のコードを確認します。
そのコードをXの設定画面に入力し、認証を完了させます。
正しく認証されると、2段階認証の設定が完了します。
手順⑥ バックアップコードを保存する
設定が完了したら、必ずバックアップコードを確認してください。
バックアップコードは、スマートフォンの紛失や故障などで通常の認証ができなくなった場合に、ログインするために利用できる重要な情報です。
画面に表示されたコードは、安全な場所に保存しておきましょう。
4.2段階認証を設定したらバックアップコードを必ず保存する
2段階認証で意外と見落としやすいのが、バックアップコードの管理です。
例えば、次のような状況を考えてみましょう。
- スマートフォンを紛失した
- スマートフォンが故障した
- 認証アプリを誤って削除した
- 新しいスマートフォンに買い替えた
- 電話番号を変更した
このような場合、通常の認証方法が利用できなくなる可能性があります。
そのときに備えるのがバックアップコードです。
バックアップコードの安全な保存方法
おすすめの管理方法は次のとおりです。
- 紙に書いて保管する
- パスワード管理ソフトなどに安全に保存する
- スマートフォンとは別の安全な場所にも保管する
注意したいのは、バックアップコードをXの投稿やSNSのメッセージに載せないことです。
また、誰かに送信したり、共有したりしないでください。
バックアップコードは、アカウントを守るための重要な情報です。
5.Xの2段階認証でログインできないときの対処法
2段階認証を設定した後に、ログインできなくなることがあります。
慌てずに、原因に応じて対処しましょう。
認証コードが通らない場合
認証アプリのコードを入力してもログインできない場合は、次の点を確認してください。
- コードの有効時間が切れていないか
- 別のXアカウントのコードを入力していないか
- スマートフォンの日時が正しく設定されているか
- コードの入力間違いがないか
認証アプリのコードは一定時間で更新されます。
新しいコードが表示されたタイミングで、もう一度入力してみましょう。
スマートフォンを紛失した場合
スマートフォンを紛失して認証アプリが使えなくなった場合は、保存しておいたバックアップコードを利用します。
バックアップコードでログインできたら、新しい端末で認証アプリを設定し直してください。
バックアップコードがなく、ログインもできない場合は、Xのヘルプセンターからサポートへの問い合わせを検討します。
電話番号を変更した場合
SMS認証を利用している人は、電話番号を変更する前にXの設定を更新しておきましょう。
古い電話番号が使えなくなってからでは、認証コードを受け取れなくなる可能性があります。
6.2段階認証以外にも実施したいXの乗っ取り対策
2段階認証は重要ですが、それだけで全ての乗っ取り被害を防げるわけではありません。
フィッシング詐欺や不正なアプリ連携など、別の経路からアカウントを狙われる可能性もあります。
ここでは、併せて実施したいセキュリティ対策を紹介します。
① パスワードを使い回さない
Xのパスワードを、ほかのWebサービスと同じものにしていませんか?
複数のサービスで同じパスワードを使っていると、別のサービスから情報が漏洩した際に、Xにも不正ログインされる危険があります。
X専用の、推測されにくい長いパスワードを設定しましょう。
パスワード管理ソフトを利用するのも有効です。
② 不審なログイン履歴を確認する
Xでは、アカウントのログイン履歴やログイン中のセッションを確認できます。
設定画面から次の項目を開きます。
「設定とプライバシー」→「セキュリティとアカウントアクセス」→「アプリとセッション」
ここで、見覚えのない端末やセッションがないか確認しましょう。
不審なログインがあれば、そのセッションを終了させ、パスワードも変更してください。
③ 不審な連携アプリを解除する
Xと外部サービスを連携すると、サービスによってはアカウント情報へのアクセス権を与えることになります。
例えば、フォロワーを増やすサービスや、アクセス解析をうたう外部サイトなどです。
利用していないアプリや、提供元がよく分からないアプリは、連携を解除しておきましょう。
設定画面の「アプリとセッション」から「連携しているアプリ」を確認できます。
④ 不審なログイン画面にパスワードを入力しない
Xを装った偽メールや偽のログイン画面にも注意が必要です。
「アカウントが凍結されます」
「本人確認が必要です」
「認証を完了してください」
このようなメッセージで不安をあおり、偽サイトに誘導する手口があります。
ログイン情報を入力する前に、ブラウザのアドレスが正規のXのサイト(x.com)であることを確認しましょう。
⑤ 登録メールアドレスも保護する
Xのアカウントを守るうえで、登録メールアドレスのセキュリティも重要です。
メールアカウントを乗っ取られると、パスワードの再設定などを悪用される可能性があります。
メール側にも2段階認証を設定し、Xとは異なるパスワードを使用しましょう。
7.Xの乗っ取りを防ぐためのセキュリティチェックリスト
最後に、設定しておきたい項目をまとめます。
| 対策 | 確認項目 |
|---|---|
| 2段階認証 | 認証アプリを設定した |
| バックアップコード | 安全な場所に保存した |
| パスワード | 他サービスと使い回していない |
| ログイン履歴 | 不審な端末がない |
| 連携アプリ | 不要なアプリを解除した |
| メールアカウント | 2段階認証を設定した |
| フィッシング対策 | 不審なリンクを開かない |
一度設定して終わりではなく、定期的に見直すことも大切です。
まとめ:Xの2段階認証は早めに設定しておこう
Xのアカウントを乗っ取りから守るためには、パスワードだけに頼らないセキュリティ対策が必要です。
特に、2段階認証は比較的簡単に実施できる重要な対策です。
今回のポイントをまとめます。
- Xの2段階認証はパスワード以外の本人確認を追加する機能
- 認証アプリは一般的な利用者におすすめ
- セキュリティキーはフィッシング対策にも強い
- バックアップコードは必ず安全な場所に保存する
- 不審なログイン履歴や連携アプリを定期的に確認する
- 登録メールアドレスにもセキュリティ対策を行う
アカウントを乗っ取られてから取り戻すのは簡単ではありません。
自分のアカウントだけでなく、フォロワーや知人を詐欺被害から守るためにも、まだ2段階認証を設定していない人は、早めに対策しておきましょう。

